ヒーローも傷ついている・・・

3ヵ月ほど間があいてしまいましたけど、前回に引き続きソフィー・ウエストンのロマンス小説をとりあげてみます..._〆(゚▽゚*) メモメモ

今回ご紹介するのは、12年前にハーレクイン・イマージュ・シリーズから刊行された凍りついた心(I-938)という作品です

強引・傲慢なラテン系ヒーローシーク物が主流となった最近のハーレ作品とは趣を異にして、この作品ではスウェーデン人のヒーローが登場し、物語の舞台もスウェーデンの片田舎に設定されています。。。

ヒロインのガビーガブリエラ・ヒソップは、24歳のピアニストの卵で、将来を嘱望されてはいるものの、まだ無名に等しいため、アルバイトを掛け持ちしながらコンサート・ピアニストとして成功する日を夢みていました

ガビーの父マイケルと母のアン・フーケは、ともに民間療法を用いて患者にカウンセリングを施すセラピストですが、学究肌のアンと派手好きのマイケルとではそりが合わず、結局ふたりは離婚してしまいました

そんな両親の間を往き来していたガビーは、ある日のこと、ロンドンにある父のオフィスを訪れますが、そこで父の患者でもある高名な脳外科医のスヴェン・ヘイドベリと衝撃の出会いを果たしました――スヴェンは海難事故に遭遇して以来、手が震える発作に悩まされるようになり、マイケルのクリニックで治療を受けていましたが、そのことがマスコミに漏れたために、マイケルの責任を追及しようと、怒りに駆られてオフィスに押しかけてきたのでした

初対面のふたりは、あっという間に反発しあい、惹かれあいます――しかもガビー親子の関係を知らなかったスヴェンは、彼女をマイケルのアシスタント兼愛人だと思いこんで、マスコミの件を不問に付す代わりに、ガビーにミュージックセラピーを担当してもらいたいと、無理難題をふっかけてきたのです

抗いがたいスヴェンの魅力に心を乱されながらも、ガビーは父の頼みを聞き入れて、1ヵ月間という約束で、スヴェンの別荘があるスウェーデンの田舎町へと向かいますが・・・.+:。((((o・ω・)o))) ゚.+:。ドキドキ♪

この作品の特徴は、ヒーローとヒロインが共にトラウマを抱えていることです――ガビーは信頼していた男友達に裏切られたせいで男性恐怖症になり、スヴェンは妹の死を経験したせいでマスコミ嫌いになり、心を閉ざしてしまっています

ガビーとスヴェンがそれぞれのトラウマを克服して、愛を実らせるまでの展開から目が離せないのはもちろんですが、作中で鮮やかに描写されている夏至祭のような北欧の珍しい風物も、この作品にエキゾティックな彩りを添えています

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